2018
02/19
定期購入に【Dark roast course ダークローストコース】が追加
Regular purchase【Dark roast course ダークローストコース】追加
chouetteでは以前から事前にご予約を頂いたお客様に限り、普段店頭に並べていないダークローストのコーヒーをご提供しておりました。
ブログ内でも何度か書かせて頂いておりますが、浅煎りのコーヒーが注目を集める昨今ですがコーヒーの一面だけに縛られず広い意味でおいしさを表現していきたいと考えております。昔ながらの深煎りのコーヒーを否定せず、現在でも楽しめるように努力と工夫を重ねることは新しいロースターの務めでもあります。
そうなんです。普段は店頭販売してこなかったのですが、ご注文があればダークローストのコーヒーをお作りしてきました。
なぜ、今になってダークロースト!?
オープン前に様々なことを試しました。その中で一番初めに勝負できるコーヒーとして出来上がったのがchouetteの代名詞【No.Zéro】です。店舗もなく、コーヒーショップとしての活動もしていない時期でした。焙煎を何度もシュミレーションし、【No.Zéro】の原型が出来上がった時にコーヒーショップの開業が現実味を帯びてきました。No.Zéroは日本語にするとナンバーゼロ。0番目。と言う意味です。何も無いところに浮かび上がったchouetteの原型です。
ライトローストのコーヒーは、とてもシンプルです。ストレートに素材を表現することはとても難しいですが、正解がわかりやすかった。素材を表現できた時にカップとして初めておいしくなるので、クオリティを大切にしているchouetteではお客様に自信を持って提供できる方法がライトローストでした。
「焙煎の深いのが好きなんだ」とお客様から言われるたびに、本当に申し訳なく思っています。
ダークローストでも焙煎による香りでコーヒー豆の香りを阻害されることなくフルーツ感を残したまま凝縮感を前面に出していくことが理想です。それはコーヒー豆のおいしさをストレートに引き出すライトローストとは違い、コーヒー豆のパワーに負けないようにロースターの技術を打つけるイメージでしょうか。強く良い素材は強さは、ロースターの情熱と技術を打ち付けることでより強く研ぎ澄まされていきます。
情けないことに未熟な私たちは、理想を表現することが叶わなかったのです。とにもかくにも、最近になってようやくお披露目できると感じています。
ただ、まだ店頭販売は在庫があればと言う感じで、常時置いておりません。先行的に定期購入のお客様用(つまり事前予約の方のみ)で販売を開始いたします。
もっともっと販売量が増えれば、店頭に常時置いておくなんてこともできるようになります。
同じコーヒー豆を300gからであれば、ご予約でダークローストに仕上げますのでお気軽にお申し付けください。
Online storeでも同様に、同じコーヒー豆を300g分ご購入頂いて、コメント欄にダークロースト希望とご記入頂ければ承ります。
ライトローストは酸味が苦手と言う方でもしっかりと甘さが引き出されたコーヒーに仕上がります。「甘酸っぱい」という表現がぴったりな素材をストレートに表現したコーヒーです。
ダークローストはフルーツが熟して甘さをますように、濃く甘く濃厚で素材のおいしさを凝縮してカップの中に詰め込んだようなコーヒーです。
Enjoy coffee.
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