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2025

08/08

Fellow Stagg EKG 徹底レビュー|毎朝のコーヒーが劇的に変わった理由と使いこなし術

旅行先での「失敗体験」が教えてくれたこと

Fellow Stagg EKG

 
去年の夏、箱根の温泉宿に泊まった時のことです。

いつものように朝一番でコーヒーを淹れようと思ったのですが、宿にあるのは普通の電気ケトルだけ。沸騰したてのお湯(おそらく100℃)でいつものようにドリップしたところ、いつもと全く違う味になってしまったんです。

苦味が強く、雑味も感じる。同じ豆、同じ挽き方なのに、なぜこんなに違うのか?その時初めて気づきました。**「コーヒーは温度がこんなに重要だったんだ」**と。

帰宅後すぐに調べ始めたのが、温度調整機能付きの電気ケトル。

中でも評判が高かったのがFellow Stagg EKGでした。

「少し高いかな…」と迷いましたが、毎朝のコーヒーのことを考えて購入を決意。

 

そして初めて使った朝、91℃で淹れたコーヒーを一口飲んだ瞬間の感動は今でも忘れません。豆本来の甘みがしっかりと感じられ、口当たりは驚くほど滑らか。香りの立ち方も全然違っていました。

 

 

Fellow Stagg EKGとは?コーヒー愛好家が選ぶ理由

 

Fellow Stagg EKGは、北米のスペシャルティコーヒー界で絶大な人気を誇る温度調整機能付き電気ケトルです。

単なる「お湯を沸かす道具」ではなく、コーヒーを美味しく淹れるための精密機器として設計されています。

 

 

主な特徴

 

1℃単位の精密温度設定 : 57℃から100℃まで、1℃刻みで正確に温度調整が可能。

浅煎り、深煎りなど、豆の特性に合わせた最適温度でのドリップを実現します。

 

60分間保温機能 : 設定温度を60分間キープ。朝の忙しい時間でも、いつでも最適温度のお湯が使えます。

 

細口グースネックノズル : プロ仕様の細口ノズルで、湯量と速度を自在にコントロール。蒸らしから本抽出まで、思い通りの注ぎが可能です。

 

洗練されたデザイン : マット仕上げのボディに木製のノブ。機能美を追求したデザインは、キッチンのインテリアとしても秀逸です。

 

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Fellow Stagg EKG

 

 

実際に使ってわかった「ここが素晴らしい」ポイント

 

 

温度精度の高さが味の安定性を生む

 

以前は「だいたいこのくらい」で温度を判断していましたが、Stagg EKGを使い始めてから味の再現性が格段に向上しました。

今日は少し薄い、昨日は苦すぎた、そんなバラツキがほとんどなくなったんです。

特に感動したのは、浅煎り豆を93℃で淹れた時。以前なら熱すぎるお湯で雑味を抽出してしまっていたのが、適温で淹れることで豆本来のフルーティーな酸味と甘みが際立ちました。

 

 

注ぎやすさが抽出の質を左右する

 

細口のグースネックノズルは、見た目だけでなく機能性も抜群。湯量を細かくコントロールできるので、蒸らしの時はゆっくりと、本抽出では一定のスピードで注げます。

以前使っていた普通のケトルでは、どうしても湯量にムラが出てしまい、抽出が不安定でした。Stagg EKGなら、狙ったポイントに狙った量のお湯を注げるので、ハンドドリップの精度が劇的に向上しました。

 

 

デザイン性の高さでコーヒー時間が特別に

 

正直、最初はデザインには期待していませんでした。でも実際にキッチンに置いてみると、その存在感に驚きました。マットブラックのボディと木製ノブの組み合わせは、まるで高級カフェにあるような佇まい。

毎朝このケトルを手に取るだけで、「今日も美味しいコーヒーを淹れよう」という気持ちになります。道具の美しさが、コーヒーを淹れる行為自体を特別な時間に変えてくれるんです。

 

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Fellow Stagg EKG

 

 

加熱スピードの早さで朝の時短に

 

設定温度までの到達時間も想像以上に早く、朝の忙しい時間でもストレスフリー。水から90℃まで約3〜4分で到達するので、豆を挽いている間に適温になります。

 

 

購入前に比較検討した他のモデル

 

 

カリタ KEDP-600

 

価格:約30,000円(Stagg EKGとほぼ同価格帯)

メリット:グッドデザイン賞受賞、転倒時漏れ防止機能、50℃~100℃調整可能

デメリット:容量が600mlと小さめ、価格がやや高め

 

機能的にはFellow Stagg EKGに匹敵する性能でしたが、容量の小ささと価格を考慮すると、同じ価格帯ならFellowの方が使い勝手が良いと判断しました。

 

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Brewista Artisan 1200ml

 

価格:約25,000円Stagg EKGより安価)

メリット:タイマー機能付き、タッチパネル操作、保温モード2種類

デメリット:容量が0.6Lと小さめ、タッチパネルの操作感に慣れが必要

 

機能的には非常に優秀で、特にタイマー機能は魅力的でした。しかし、0.6Lという容量では来客時などに少し物足りなさを感じ、毎日の使い勝手を考えて見送りました。

 

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最終的にFellow Stagg EKGを選んだ理由

 

温度精度、使いやすさ、デザイン性、価格のバランスを総合的に判断した結果、Stagg EKGが最適解でした。

特に日常使いでストレスなく、かつコーヒーの品質を確実に向上させてくれるという点が決め手となりました。

 

 

プロも実践している活用術・使いこなしテクニック

 

 

豆の焙煎度に合わせた温度設定

 

浅煎り豆:93℃前後

  • 酸味を活かしつつ、適度な甘みを抽出
  • フルーティーな香りを最大限に引き出す

 

中深煎り豆:90℃前後

  • 酸味と苦味のバランスを重視
  • 最も失敗しにくい万能温度

 

深煎り豆:88℃前後

  • 苦味をマイルドに抑える
  • チョコレートやナッツ系の香りを強調

 

 

保温機能を活用した連続抽出

 

朝に家族分のコーヒーを淹れる時や、お客様をお迎えする時には保温機能が大活躍。

一度設定温度に到達すれば、60分間その温度をキープしてくれるので、2杯目、3杯目も同じクオリティで淹れられます

 

 

コーヒー以外での活用

 

日本茶:70℃〜80℃で上品な甘みを引き出す

紅茶:95℃〜98℃で香りと渋みのバランスを調整

ハーブティー:85℃〜90℃で優しい風味を抽出

 

温度調整ができることで、あらゆる茶葉・コーヒー豆のポテンシャルを最大限に引き出せるのも大きな魅力です。

 

 

正直に伝えるメリット・デメリット

 

 

メリット

 

味の再現性が格段に向上 : 同じ設定なら毎回同じ味を再現できるため、お気に入りの淹れ方を記録として残せます。

プロ仕様の注ぎやすさ : 細口ノズルによる精密な湯量コントロールで、ハンドドリップの技術が確実に向上します。

所有する喜び : 美しいデザインで、使うたびに気持ちが上がります。コーヒータイムが特別な時間になります。

 

 

デメリット

 

価格がやや高め : 国内価格で15,000円〜18,000円程度。普通の電気ケトルと比較すると確実に高価です。

海外製品のため在庫が不安定 : 人気商品のため、時期によっては在庫切れや入荷待ちになることがあります。

容量がコンパクト : 0.9Lの容量は1〜2人分には十分ですが、大家族には少し物足りないかもしれません。

 

 

購入後、私のコーヒーライフはどう変わったか

 

 

外でコーヒーを買う回数が激減

 

以前は「家のコーヒーは今ひとつ」と感じて、つい外でコーヒーを買ってしまうことが多かったのですが、Stagg EKGを使い始めてからは家のコーヒーの方が美味しく感じるようになりました。

毎月のコーヒー代を計算してみると、月3,000円ほど節約できています。ケトル代は半年で回収できた計算になります。

 

 

友人を招いてのコーヒータイムが楽しみに

 

「お店で飲むみたい」「どこの豆を使っているの?」と褒められることが増え、友人を招いてコーヒーを淹れるのが楽しみになりました。道具への投資が、人とのつながりも豊かにしてくれたと感じています。

 

 

コーヒーへの理解が深まった

 

温度という変数をコントロールできるようになったことで、豆による違い、焙煎による違い、挽き方による違いがより明確に感じられるようになりました。コーヒーの奥深さを知るきっかけをくれたのも、このケトルの功績です。

 

 

同じ豆でも、温度管理だけでここまで変わる

 

もしあなたが「家のコーヒーがなんとなく物足りない」と感じているなら、その原因は温度かもしれません。

同じ豆、同じ挽き方、同じ抽出時間でも、温度だけで全く違う味になることを、私は身をもって体験しました。

 

Fellow Stagg EKGは確かに安い買い物ではありません。

でも、毎日使うものへの投資として考えれば、十分にペイしてくれる価値があります。

 

特にこんな人におすすめします:

  • 毎朝コーヒーを飲む習慣がある
  • ハンドドリップをもっと上達させたい
  • 道具にもこだわりたい
  • 家でカフェクオリティのコーヒーを楽しみたい

 

 

在庫状況にご注意を

 

Fellow Stagg EKGは非常に人気が高く、在庫が切れやすい商品です。

特に日本では正規代理店が限られているため、見つけた時が買い時かもしれません。

 

カラーバリエーションも豊富で、マットブラック、マットホワイト、限定色なども展開されています。

最新の在庫状況と価格は、必ずAmazon公式ページで確認することをおすすめします。

 

 

 

 

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Written by Bean Scribe

Bean Scribe

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