2018
06/27
食後のコーヒーで食中毒予防!?
夏場の食中毒予防にもコーヒーを活用しよう
本日の東京は非常に暑いです。梅雨が明けたのではないかと思うほどです。この季節に特に注意したい食中毒。皆さんは対策していますか?
食中毒の対策として基本とされるのが以下の3つです。
・(食中毒菌を)つけない
・(食中毒菌を)増やさない
・(食中毒菌を)殺す(殺菌)
今回は、コーヒーと食中毒の話。
美味しく楽しく食中毒予防をしましょう。
コーヒーに含まれるポリフェノールが持つ抗菌作用
暑い日には、水分をたくさん取りますよね。熱中症対策としても、水分補給は大切なことです。しかしそうすると、胃酸が薄まり殺菌力が低下してしまうのです。
そこで登場するのがコーヒーです。コーヒーが持つポリフェノールには抗酸化作用や抗菌作用といった食中毒に対抗する力があります。
ちなみにですが、ペットボトルに入ったブラックコーヒーを使った実験があります。ブラックコーヒーを一口、口をつけて飲んだ後、常温に置いて2時間後の細菌の数は「61」でした。これが24時間後には「19」という数になっています。明らかに細菌の数が減っています。これは、抗菌だけでなく、多少の殺菌作用もあることが分かります。
麦茶は2時間後「480」が24時間後は「27000」です。麦茶は穀物、炭水化物が含まれている為
菌が増殖してしまうのです。お湯に麦茶の茶葉を入れて、常温で抽出するのはやめましょう。夏場の食中毒の代表例です。
ここでオススメしたいのが、食後のコーヒーです。どんなに気をつけても菌は存在しますから、その日の体調によっても当たってしまうことがあります。食後にコーヒーを飲むことで、菌の増殖を抑えられれば食中毒になる確率を下げることに繋がります。
食中毒に効果のあるコーヒーの飲み方は?
食中毒を意識してコーヒーを飲む場合、どんなことに気をつけなくてはいけないのでしょうか?
それは、菌が好む状態を作らないことです。
ホットでもアイスでもお好みで構いませんが、シロップやクリームを入れずに飲むほうが効果的です。
シロップやクリーム自体が菌の大好物です。
コーヒーは苦くて苦手という方は、シングルオリジンの浅煎りのコーヒーを試して見ましょう。クリアですっきりと飲めるので、きっと気に入っていただけるはずです。
chouetteの浅煎り(Light Roast)は、甘酸っぱくフレッシュな味わいが特徴です。深煎り(Dark Roast)は、コンフィチュールのように熟した甘さと余韻の長さが特徴です。ぜひお試し下さい。
コーヒーを効率良く取り入れよう
コーヒーは、食中毒予防のためだけに飲むのはもったいないです。
コーヒーは、一日のスタートを元気にしたり、気分をリフレッシュさせるパワーがあります。食後のコーヒーだけでなく、休憩中にコーヒーを取り入れることで、心身をリラックスさせて集中力を高めてくれます。
美味しいコーヒーを生活の中に取り入れることで、より充実した1日を送れるはずです。
食中毒は、コーヒーを飲めば防げるというものではありません。
基本的なことですが、うがい・手洗いが基本です。体調に気をつけて、素晴らしいコーヒーライフをお過ごし下さい。
最後にOnline storeより、お客様の声をご覧下さい。ご興味のある方は店舗にお越しになるか、テイスティングセットを試して頂くことをお勧めしています。焙煎したコーヒー豆をお探しで、卸売をご希望の方はWholesaleへ。
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