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2022

10/03

三富今昔村 くぬぎの森交流プラザ

三富今昔村

くぬぎの森交流プラザ

三富今昔村

 

住所 : 埼玉県入間郡三芳町上富1589-2

Tel : 049-259-6565

開村時間: 10:00-17:00
休村日:火曜日
GW、夏季・年末年始他等により変動あり
※三富今昔村開村カレンダーをご確認ください

 

三富今昔村 ホームページ 

 

 

人と自然と技術が、共生する未来を信じて。

「自然と美しく生きる」とはなんだろう。限りある資源をただ消費して生きるより、必要なものを選び、大切にして、時間や空間を自然と共にし、その豊かさを感じながら生きること。生態系の一部として、私たちの暮らしだけでなく「その先への配慮」を大事にする生き方を、つぎの世代へつなげていくこと。三富今昔村は、「つぎの暮らし」の在り方について、あなたとともに考えながら、あなたが行動を起こすきっかけになる場所でありたいと思います。

 

自然に感謝する心と、モノを大切にする心を。

かつて江戸時代、日本は世界有数の循環型社会だったと言われています。自然に感謝し、自然と共に生きることがあたり前の暮らし。ここ三富(さんとめ)も、そうした里山のひとつでした。ひらかれたのは、300年ほど前。5代目将軍徳川綱吉の側用人、柳沢吉保が、この地のやせた土壌を豊かにするため木を植え、水を生み出し、里山をつくり、三富と名づけました。みんなが自然を大事にし、親しみをこめて雑木林を“ヤマ”と呼び、やまゆりの花が群生していたそうです。

ところが私たちの大量生産、大量消費の便利な時代は、里山の有り難みをすっかり忘れ、いつの間にかこの“ヤマ”も、ゴミが散乱する林になっていました。「このままではいけない。大切なことを忘れてはいけない」私たちは三富の森を再生させるために、不法投棄されたゴミを拾うことからはじめました。その結果、少しずつ生物たちが戻りはじめ、2012年にはJHEP認証“AAA”を取得。生物多様性の高い里山に再生することができました。
(2017年、2022年の更新認証でも続けてAAAランクの評価を取得)

人と自然と技術の共生へ。この三富今昔村が“ともに自然を守り、ともに里山の新しい価値を生み出しながら、多世代で交流し、ともに学ぶ場”になることを願っています。気候変動、生物多様性、廃棄物のあり方について、一緒になって100年先を考えつづけていく。そうして、地球の“持続可能性への知恵”が集まる場となり、一人ひとりが「今日、自分にできることは何か」を考え、一つひとつ行動を起こしていく機会になれたら、大変うれしく思います。

 

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