世田谷線の電車が見えるカフェ

 

　
休日の散歩で人気が出てきている世田谷線沿線ですが、電車が見えるカフェは以外と少ないです。地元に根付いた各商店街の温かい雰囲気を感じながら散歩するのは楽しいですが、地元民に愛されている世田谷線をもっと感じながら散歩できれば上級者です。

 

山下〜宮の坂間の踏切前にあるコーヒーロースター&カフェ「chouette torréfacteur laboratoire」をご紹介します。

 

 

世田谷線散歩の休憩に電車が見えるカフェ

 

　
今しか見られない特別な電車が走っている事をご存知ですか？豪徳寺の招き猫を模した「招き猫電車」が走っているんです。

豪徳寺は由緒あるお寺なんです。NHK大河ドラマ「おんな城主　直虎」で出て参りました、井伊家のお墓があります。

井伊直弼が鷹狩りに来た際に豪雨に見舞われます。

木の下で雨宿りをしていると、向こうでネコがおいでおいでと手招きをしていたそうです。

不思議に思いながらも行ってみると、とたんにピカッと光り大きな音がしました。

後ろを振り返ると、もといた木に雷が落ちていたのです。

ネコに助けられて九死に一生を得たのです。

これが招き猫発祥のお話。

 

それが縁となり、豪徳寺は井伊家にまつわるものが多いのです。

 

そんな招き猫電車の運行は、2018年3月末までを予定しているそうです。電車ファンでなくてもインスタに上げたくなります。chouetteのカフェスペースで美味しいコーヒーを飲んで休憩しながら電車を待っていれば、そのうち通るのですから最高のフォトスポットです。

 

コーヒーは品質にこだわり一杯ずつ淹れます。コーヒー豆も各国のものが用意されています。スイーツやフードも全てがお店で手作りなのでどれも間違いありません。カフェだけの利用でも大丈夫です。

 

 

コーヒーをテイクアウトして世田谷線散歩

 

　
コーヒーの楽しみ方は店内カフェ利用だけでは留まりません。テイクアウトすれば時間を有効利用しながらコーヒーやスイーツを楽しめます。「コーヒーはテイクアウト、休憩は豪徳寺で」なんて事もできて、楽しみ方が広がります。

 

他にも近くにはこんな見所があります。

 

・世田谷八幡宮

宮の坂からだと徒歩1分くらいでしょうか？世田谷区にはいくつも八幡様がありますが、ここもその一つです。

神社の中に土俵があります。昔は奉納相撲が執り行われ、その年の豊作を占ったそうです。大きな力石もすぐ横に置かれています。

6月30日には、「茅の輪くぐり」が執り行われます。半年間の厄を落とすとされていて、大きな藁で作った輪の中を8の字にくぐります。

2017年の6月30日行けなかったので悔しいです。2018年こそは行きたいと思います。

 

・世田谷城阯公園

昭和15年に開園した世田谷区内唯一の「歴史公園」で「東京都指定文化財」にもなっています。

公園内には、昔のおもかげを残す土塁や丘、谷があり、樹木に覆われた自然豊かな公園で、世田谷百景にも選ばれています。

さぎ草の伝説の主人公「常盤姫」もここに住んでいました。
なお、世田谷城は、初代吉良氏が南北朝の頃、関東管領・足利基氏から、戦の手柄により、武蔵国世田谷領をもらいうけて築城したのが始まりであると言われています。
以後、吉良氏八代、二百数十年の間、居城として栄え、吉良御所、世田谷御所と呼ばれました。
1590年(天正18年)豊臣秀吉が小田原の北条氏を滅ぼしたとき、北条氏と親戚関係にあった吉良氏も運命を共にしたため、廃城となりました。

 

世田谷線の踏切のすぐ傍のカフェで焙煎されるコーヒーを飲みながら、世田谷線散歩。世田谷線を満喫するならぜひ寄っていきましょう。