2018
04/18
1人でも多くの人に伝えたい。chouetteがオススメするSustainable Blend
サスティナブルをコーヒーに
chouetteで行なっている活動をご紹介します。
基本的にブレンドされたコーヒーを店舗販売していないchouetteですが、唯一販売しているブレンドコーヒーがあります。【chouette sustainable blend(シュエット サスティナブル ブレンド)】が、そのコーヒーです。
sustainable(サスティナブル)=持続可能な
サスティナブルと聞いて、ピンッとこない方もいらっしゃると思います。今回は、小さな街のコーヒーショップだけではない、地球規模の問題に少しだけお付き合いをお願いします。
サスティナブルという考え方がもたらす地球の恩恵
少しコーヒーから話がズレますが、日本国内でまだ食べられるのに廃棄されている食品(食品ロス)の量は年間500〜800万トン(消費者庁より)と言われています。その一方で、世界に目を向けると開発途上国を中心に8人に1人が栄養不足の現状があります。
ちなみに世界レベルで見ると、年間約13億トン(世界の食料生産量の3分の1)の食料が廃棄されています。
日本の食品ロスの量は、世界の食料援助総量470万トン(WFP)をはるかに超える量です。この数字を見るだけでも、世界レベルの問題なんだということがわかります。
もう少し生活に近い視点で見て見るとわかりやすいかもしれません。
地球環境の変化は、季節の移り変わり・気温・急な雷雨や降雪といった天候で感じられていらっしゃるかもしれません。世界的にも日本の料理は美味しいとされていますが、寿司ネタでよく使われるマグロは資源の枯渇が懸念されていることから漁獲量が規制されています。毎年話題に上る土用の丑の日に食べられるうなぎも、天然物が食べられないと養殖が盛んになっています。
水産資源だけではなく、私たちが生活する上で得られる地球からの恩恵には限りがあるということです。そして、これから先の未来にそれらを残していくためには、私たちが従来と同じ考え方のままではいけないのです。
食料資源を守るためには、規制やルールに乗っ取った方法も大事なことです。ですが、何よりも私たち消費者がこの問題を傍観するのではなく、自分たちの問題でもあると認識してもらい一緒に問題解決に1歩踏み出して欲しいのです。
参加型のサスティナブルブレンドコーヒー
【chouette sustainable blend(シュエット サスティナブル ブレンド)】は、コーヒーを飲むだけで食品ロスや環境問題に対して一緒に参加できるブレンドコーヒーです。その目的として、食品ロスの現状を知ってもらう事があります。
コーヒーを焙煎するとパッケージ出来ない少量のコーヒー豆が必ず出てきます。それらを1つのブレンドとしてパッケージングする事でロスを無くしています。ブレンド内容は、その都度変わるので味わいの統一性はありません。品質が悪いわけでないのに売れないということではじかれてしまうというのは、あまりにも勿体無い。食品ロスという問題を知ってもらい、一緒に参加してもらうためにchouette sustainable blendというパッケージで袋に入れることでお客様にご購入いただけるようにしています。
店内で飲むことはもちろんですが、コーヒー豆を購入することも出来ます。とにかく参加しやすくするために、このブレンドだけは量り売りにしています。つまり、コーヒー1杯分だけのコーヒー豆でもご購入いただけます。
「sustainable blendを飲むことで、コーヒーの未来に貢献できる。」そんなコーヒーが、もっとたくさんのコーヒーショップでも見られる日が来るように、chouetteではご紹介しています。
最後にOnline storeより、お客様の声をご覧下さい。ご興味のある方は店舗にお越しになるか、テイスティングセットを試して頂くことをお勧めしています。焙煎したコーヒー豆をお探しで、卸売をご希望の方はWholesaleへ。
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