chouette torréfacteur laboratoire

Blog

2019

12/04

スペシャルティコーヒーの生豆を少量から

スペシャルティコーヒーの生豆を少量から購入したい方へ

コーヒー豆

 

 
chouetteには「Book Coffee Roaster」と言う、店舗にある焙煎機を使用して自分でコーヒーを焙煎できるシェアロースターや初めての方にもセミナーでわかりやすく学べる焙煎講習のサービスがあります。

 

生豆をお持ちでなくても店舗に在庫してあるコーヒー豆を100g単位でご購入できます。

 

私たちがコーヒーの生豆を選ぶときに特に気を使うことは、産地による風味特性と コーヒー豆自身のキャラクターが両立していることです。気候風土に逆らわず、コー ヒー豆を良い状態へと導くことは簡単では有りません。 コーヒーが育つ森を守りながら、良質なコーヒーを作ることはサスティナビリティに 繋がっています。コーヒー豆の育ってきた環境の違いは、生豆の見た目や香りに顕著 に現れます。

 

シェアロースターは店舗に限られてしまいますが、そんな厳選された生豆をOnline storeでもご購入頂けます。

 

少量から販売する目的やchouetteのフィロソフィーについて書かれていますので、ぜひ最後まで読んで頂きたいです。

 

なぜ、スペシャルティコーヒーの生豆を少量から販売するのか?

Low temperature roasting

 

 
chouetteで「Book Coffee Roaster」のサービスを行う理由は、皆さんにもっとコーヒーを身近に感じて欲しいからです。最終的な目標は、普段お家で自分の飲むコーヒーを自分で焙煎するような環境を作ることです。

 

コーヒーは毎日飲むものですが、コーヒー豆を買ってきたりお店で購入しますね。

生活する上で欠かせない食事も毎日食べますが、毎回外食という方は少ないはずです。

 

単純に1回にかかる金額が違うと思われるかもしれませんが、計算するとスペシャルティコーヒーは結構な金額に相当します。コーヒー豆で100gあたり1000円前後くらいだと思いますが、これって高級松坂牛にも匹敵する単価なんです。なぜこんなに高価なのか不思議に思われたことはないでしょうか?

 

今では多くの企業や団体がコーヒー農家を支援していますが、コーヒー生産者に相応の金額が支払われていないのが世界的な現状です。

 

以下に東洋経済ONLINEの記事を一部抜粋させて頂きます。

現在の相場価格を大きく左右するのは、世界の生産量の37%を占めるブラジル。同国の20世紀末の生産量は1ヘクタール当たり8袋(1袋60キロ)だったが、現在はこれが30袋までに拡大。年間で6100袋も生産するようになっている(半分は輸出向け)。生産量が向上した背景には、莫大な投資のおかげで害虫に強いアラビカ種のコーヒー豆の生産に成功し、品質も向上させたからにほかならない。大量生産が実現した結果、価格も他国産に比べて競争力を持つようになった。

一方、ブラジルの生産量増大のあおりを受けているのが、中南米の零細農家だ。中南米専門のテレビ局テレスールの報道によると、現在コロンビアの農家では125キロのコーヒーを生産するのに220ドルのコストがかかっているが、実際に彼らがコーヒーの買い付け業者から受け取っている金額は平均210ドル。つまり、現状では生産すればするほど、赤字が増える状態となっている。コロンビアのコーヒー生産者連合会のロベルト・ベレス氏は、テレスールに対して生産を続けるのには1ポンド当たり2ドル以上が基本価格になるべきだと主張している。

テレスールによると、コーヒー豆1ポンドからは55杯分のコーヒーが作れるが、これを現在の相場に照らし合わせると、1杯当たり生産者に支払われるのは0・02ドル程度。コーヒー1杯1ドルとした場合、いかに中間業者に「中抜き」されているかわかるだろう。

こうした中、世界のコーヒー生産量の8.4%を占めるコロンビアは、コーヒーの輸入業者との直接取引を主張。生産業者間で石油のOPECのような組織を創設し、ニューヨーク相場に影響されない、独自にコーヒー豆の価格が設定できるような手段を設けることを望んでいる。しかし、それができるだけの生産量と輸出量がないというのが現状だ。

東洋経済ONLINE「日本人が知らない「コーヒー」生産農家の悲哀零細農家は撤退か麻薬栽培かを迫られている

 

いわゆるコモディティコーヒーと呼ばれる安価なコーヒーが、世界規模で言えばコーヒー生産量の95%を占めます。当たり前のように飲んでいるコーヒーが、生産する人がいなくなり、ある日突然飲めなくなる日が来るかもしれません。

ドリップバッグ, プレゼント, コーヒー

農家に相応な金額が支払われたコーヒーの多くが、スペシャルティコーヒーとして世に出回っています。今までのように量を作る時代から質を求める時代へと変わっているのです。美味しいコーヒーを作ることで生産コストに見合った対価が支払われるようになってきています。

 

chouetteで取り扱うコーヒー豆は、これからの未来に繋がるコーヒーを選んでいます。高いなと感じる方もいらっしゃるとは思いますが、ご理解頂きたく存じます。

 

コーヒー豆を作るのはとても大変で大きな施設も必要です。ですから、当然高価になります。それを「高いから飲めない」、「スペシャルティーコーヒーは高価な飲み物」と言っていては、結局消費量が少なくなって流通が滞ります。

 

私たちは、美味しいコーヒーを安くたくさん飲んで頂きたい。

そのために「Book Coffee Roaster」を利用して下さい。

 

生豆であれば高品質なコーヒー豆をお手頃価格でご購入頂けます、また焙煎するスペースをご用意していますので焙煎には困りません。

 

遠方の方には難しいですが、生豆だけでもOnline storeよりご購入頂けます。

コーヒー生豆を選ぶ際に、美味しいコーヒーが毎朝飲める未来を思い浮かべながら決めていただけると嬉しいです。

 

 

コーヒー豆を焙煎するのは難しい?

インドネシア、リントン、スマトラ

 

 
はじめに言わせて頂くと、コーヒー豆を焙煎するのはとても簡単です。

セミナーの時に、皆様に聞く質問の一つにこんな質問があります。

 

「カレーは作れますか?」

 

もちろん市販のルーを使って頂いて構いませんし、特別なカレーである必要もありません。ごくごく普通の一般的なカレーです。決してカレーをバカにしているわけではありませんが、野菜を切って煮てルーを入れて完成という、一般的な考え方から流用させて頂いております。

 

カレーが作れれば、焙煎もできます。それくらい簡単です。

 

一度セミナーを受けて頂いた方であれば、2回目に焙煎をする時には1人で焙煎できるようになります。

 

 

chouetteは、価値のあるコーヒーを提供し続ける

低温焙煎, low temperature roasting

 

 
同じクオリティであれば、安いほうが良いに決まってます。誰だってわざわざ高い値段を支払いたくはありません。

 

便利なもので、クオリティの高いコーヒー豆が一般の方でもインターネットを通して簡単に購入することができます。良いコーヒー豆を焙煎することは美味しいコーヒーにとって最も重要なことの1つですが、それが誰でもできてしまうんです。

 

chouetteの焙煎セミナーで「私でもこんなに美味しいコーヒーが焙煎できた。」と、多くの方から感想を頂戴します。良いコーヒー豆を使うとかなり美味しく仕上がるんです。これは漁師料理に似ていて、生きの良い状態の魚を豪快に料理して美味しいのと同じ理屈です。

 

私たちはコーヒーロースターとして、お客様に価値のあるコーヒーを提供致します。

厳選されたコーヒー豆にストレスを与えず適切な焙煎を施し、一定期間休ませてから商品として販売しています。細かな温度管理がコーヒーの美味しさを引き出し、カップクオリティを高めます。

 

普通では真似ができないからこそ、お金を払う価値があるコーヒーを提供し続けます。

 

 

コーヒー豆を自分で焙煎する?お店で買ってくる?

コーヒー豆

 

 
コーヒー豆は、自分でも焙煎するしお店からも買ってくる。

 

私たちはそんな両立ができるようになることが、生活に根付きながらコーヒーを守っていくには大切になると考えています。

自分で焙煎するコーヒーは普段使い、時間のない時やめんどくさい時また大切な時はロースターから買ってくる特別なコーヒー。これって普段の食事と変わらない考え方だと思うんです。

 

コーヒー豆はここ数年で確かに値上がりしています。高くなって、ちゃんと農家の方々にお金が支払われるのならば順当なのでしょう。値上がりの波は確実に普段利用しているカフェにもやってきています。自分で焙煎したコーヒーの方が美味しいとなれば、がっかりですよね。

 

正直、「Book Coffee Roasterを利用されている方の方が、ここのコーヒーより美味しいなぁ・・・。」なんて。よくある話です。安く美味しいコーヒーが手に入れば、もっと消費量も増えるはずなんです。

 

自分で焙煎した方が美味しい。みなさんぜひ、そんな体験をして下さい。

私たちコーヒーロースターは、それに負けないように常に努力しています(^_^)

 

 

chouette 情報

 

 

chouette torréfacteur laboratoireを
ご紹介して頂きましたメディア情報
をご覧下さい。

【MEDIA

 

 

代表 高山健二

・低温焙煎イノベーター
・シュエット トレファクチュール ラボラトワール 代表

 

chouetteのコーヒーへの想いはConceptにてご覧頂けます。

Concept

 

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・独自の低温焙煎

・焙煎後24時間は、18℃で休息

・コーヒー豆は真空パッケージでお届け

 

 

各ショップ情報(店舗名をクリックするとオンラインストアに飛びます)

【chouette torréfacteur laboratoire 】

常識に捉われず
人と素材にまっすぐと向き合い
自然と共に生きる価値を創造する。

 

 
 
 
chouette blanche, coffee

【chouette blanche 】

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環境に配慮し、未来に繋ぐ私たちのフィロソフィー『コーヒー1杯の価値を変える。』

Online store: http://chouettetl.theshop.jp
Instagram: https://instagram.com/chouettecoffee_blanche

 

 

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