ドルトン東京学園にて焙煎

 

東京都調布市入間町にあるドルトン東京学園にて、珈琲ラボへ参加してきました。

 

授業の一環でコーヒーのできるまでを学び、実際にパッケージデザインも手掛けます。

毎回異なった視点から、違った先生を招いて学びます。

 

今回、生徒の皆さんと一緒にコーヒー豆の焙煎と抽出をしてみました。

 

 

 

初めての焙煎

　
珈琲ラボでは、コンゴ民主共和国の豆を使い、ドルトンコーヒーとして製品化を目指します。

生豆から焙煎する工程を目にすることが初めての子供たちは、コーヒー豆の変化に興味しんしんでした。

 

デモンストレーションでは、コーヒー豆の変化についての説明と焙煎終了のタイミングについてレクチャーしました。

 

 

初めてのコーヒー焙煎

　
みんな、慣れない作業ながらも注意深く焙煎してました。
それぞれの班で、どれくらいの焙煎度合いにするかを相談していたので、班による差が出ていたのが面白いです。

 

どの班も上手に焙煎できていていました。
部屋中にコーヒーの良い香りが立ち込めます。

 

授業の後で先生に教えてもらったのですが、

「授業が終わった後、他の教室で授業をしていた教員や生徒達から珈琲のいい匂いがしてきたとたくさん声をかけられました！」

ということでした。

 

 

 

 

焙煎終了！！

 

　
焙煎したコーヒー豆がこちら。

初めて子供たちが焙煎したコーヒーです。
みんな上手にできてすごいです。

 

 

 

自分で焙煎したコーヒーを
抽出して飲んでみよう。

　
コーヒーの抽出も初めての子供たち。
基本的なことから学んでいきます。

 

粉の膨らむ様子や液体が落ちてくる音、漂う香りと五感を使うことばかり。
ここでも生徒たちは注意深く抽出の動きを見て学びます。

 

コーヒー豆を挽く作業も初体験という生徒も多くいました。
ゴリゴリと粉にするのが結構大変なんですよね。

 

一人、1杯ずつコーヒーを淹れていきます。
家ではインスタントコーヒーしか飲まないという生徒もいる中で、お湯を注ぐ作業はみんな苦戦していました。

 

 

 

 

コーヒーの焙煎と抽出をやってみて

 

 

生徒たちから授業の感想を頂きました。

 

・コーヒー豆の焙煎や淹れ方を知ることができて良かったです。普段はカフェで見かけるだけだったコーヒーミルにも触ることができ、感動しました。個人的には苦めのコーヒーが好きでした。家で家族に淹れようと思います。

 

・コーヒー豆の匂いが、ポップコーンに似ているのに、とても衝撃を覚えました。コーヒーは美味しさだけでなく、入れる時の匂いも至福の時を作ってくれるのだなと改めて知れて、最高の経験になりました。

 

​・珈琲は正直、どれも味が変わらないって思っていましたが、先日飲んだ珈琲は旨味や苦味とプラスして酸味があったので珈琲にもたくさんの味があるんだなと思いました。そして、自分の家にはない珈琲豆を削る珈琲ミルがやっていてすごく楽しかったです。美味しい珈琲の入れかたを知ることができたのでこれから教えてもらったように入れようと思います。

 

​・コーヒーの焙煎と抽出という貴重な体験をできて楽しかったです。 僕は苦いものが嫌いで、それを薄めるために砂糖を入れようとしても甘いものも苦手なのでコーヒーは飲めなかったのですが、それでも楽しかったです!

 

・自分で作ったコーヒーはとても美味しかったし、いえでもつくってみたいとおもった。

 

・今まで知らなかったコーヒー豆の焙煎などのやり方が知れて良かったです。また家でも挑戦してみたいと思います。

 

 

私自身、普段はやらない手焙煎での講習ということで、少し緊張しました。
手軽に焙煎するのも純粋に楽しいですね。

子供たちの知りたいという欲求がとても真っ直ぐで、教壇に立ちながらも学ばされることの多い機会となりました。

 

 

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