エルロシオカップ2024
決勝大会 in 福岡

 

　
エルロシオカップの続報です。

決勝大会が福岡（会場：マヌコーヒー）で開催されました。

 

お店をお休みさせて頂き、福岡まで遠征です。

福岡は初めてだったのでかなり楽しみにしていたのですが、時間に余裕がなかったので観光はなし。

 

日本・韓国・台湾で行われた予選大会を勝ち抜いた各国6名ずつ全部で18名がトーナメント方式で争います。

 

予選の内容はこちらから

http://torrefacteur-lab.tokyo/wp/ja/6439

 

 

決勝大会　当日

 

　
当日は、ルール説明の後に各国で別れて順番にマシンの練習をする時間が設けられました。

とは言っても、本番のコーヒー豆とは違うので、「なんとなくこんな感じかな？」という具合です。

 

ただ、この時間は私にとって貴重な時間になりました。

 

 

・日本の他の選手たちと意見交換ができたこと。
・他の国では違ったアプローチをしていたこと。
・距離的には近い各国ですが文化の差がエスプレッソにも表れていること。

 

 

そんな、勉強になる練習時間でした。
（これだけでも福岡に来た価値はあったかも）

 

 

 

決勝大会　スタート

 

　
決勝大会の1回戦は、各国の代表1名が選ばれる方式です。

 

勝ち上がれるのは1人のみ。

各国の応援が盛り上げます。

 

しかし、

嬉しいような、悲しいような・・・

 

1回戦でハプニングが起こります。

1回戦で勝ち上がったのが全て日本の選手😦

 

日本チームとしては嬉しいのですが、素直に喜べない気まずい雰囲気。

 

気を取り直していきましょう。

 

2回戦からは日本人同士の対戦になります。

 

 

練習の時点で相談もして、お互いのてのうちもある程度わかっている中で、どのようにして選ばれるカップに仕上げるのか？

予選と同じで５分間の時間制限がありますので、たくさんのことはできません。

 

そのままのレシピでスピードを求める選手
ポルタフィルターを冷やす選手
レシオ（粉とお湯のバランス）を変更する選手

 

私は、ここで

ダブルグラインドを選択しました。

 

 

荒く挽いたものをエスプレッソ用にもう一度挽くという手法で、しっかりとした味わいで抽出できるのが特徴です。
たくさんの風味を感じられる状態でクリアなエスプレッソに仕上げることができれば優勝も狙えると考えていました。

 

これは、決勝大会のために用意しておいた策です。
練習もして本番のイメージをしていました。

 

Varia Vs3 で荒く挽いて、Option-Oでエスプレッソのサイズにします。

しかし、

 

 

上手くいきませんでした(◞‸◟)

Option-Oでダブルグラインドできなかったんです。

できないということを想定していなかったので、急いで1回戦の状態に戻して抽出。

 

時間的にもう一回抽出するのは厳しかったので、そのまま提出しました。

作戦が失敗しましたね。

ここで敗北となります。

 

作戦変更せず、精度を高める方針をとれば勝敗はわかりませんでしたが、何も変えずに勝てるような勝負ではありません。
結果として負けてしまいましたが、仕方ありませんね。

 

私の対戦相手の小川さんが勝ち上がりそのまま優勝🏆
おめでとうございます。

 

 

いや〜〜〜〜。
悔しい。
むちゃくちゃ悔しい。

 

 

今回は決勝大会に出場でき、各国の代表選手の考え方に触れ、刺激の多い機会となりました。

 

 

また出場したいな。
今回は残念でした。

 

応援に応えることができずにすみません。

 

また次回や別の大会でもがんばります。