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2024

05/10

コーヒーミル・グラインダー 刃の違い:フラット刃とコニカル刃の特徴と使い分け

コーヒーミル
グラインダー
刃の違い
フラット刃とコニカル刃
特徴と使い分け

コーヒーミル, グラインダー

 
コーヒーをお家でもっと美味しく飲みたいという方やこれからお店を始めたいという方からには必ずオススメするのがコーヒーミルのご購入です。

コーヒーミル = コーヒー豆を粉にする機械

グラインダーとも呼ばれます。

 

なぜ、必ずオススメするかというとコーヒーの味わいが激的に変わるからです。
比喩表現でもなんでもなく、本当に美味しくなります。

 

コーヒーミルにはいくつか種類があってそれぞれに特徴があります。

 

あなたにあったものを選ぶためにはそれぞれの特徴を知らなくてはいけません。

 

主に3つの種類があります。

・プロペラ タイプ
・コニカル タイプ
・フラット タイプ

(もう一つ、ローラータイプがあるけどね。これは、家庭で使うことはない工業用になるので省きます。)

 

それぞれの特徴をおさえておきましょう。

 

 

コーヒーミルの種類と特徴

 

 
まずはプロペラ タイプ

コーヒーミル, グラインダー

ポジティブな面

安価で手が出しやすい:プロペラ式は、刃が高速回転することで、豆を高速に粉砕することができます。
小型でお手入れも楽です。

 

ネガティブな面

粒度の再現性が低い:プロペラ式は、粒度がまばらで再現性が低いことがあり、コーヒーの味が不安定になりやすいです。

 

値段が安いという以外では、正直こちらはあまりオススメしていません。

 

 

次に コニカル タイプ

コーヒーミル, グラインダー

ポジティブな面

コニカル刃は、その名の通り、円錐形の刃を使用してコーヒー豆を挽きます。
この形状のおかげで、挽き始めは粗く、徐々に細かくなるという独特の挽き方をします。
これにより、豆の風味をより多面的に引き出すことができ、特にフレンチプレスやドリップコーヒーなどの抽出方法で豊かなボディ感と複雑な味わいを楽しむことができます。

 

ネガティブな面

コニカル刃は、砕くように粉にするので、挽き目の均一性に少しかける場合があります。(よく切れるタイプも多いです。)
また、刃の間に豆が挟まりやすく、清掃がやや面倒な場合があります。

 

有名メーカー

コニカル刃を採用しているメーカーには、Mazzer(特にRoburモデル)、Hario、Baratzaがあります。
これらのメーカーは、家庭用から業務用まで幅広い製品を提供しており、ユーザーによって好まれる理由も様々です。

 

粉の形状と抽出への影響

コニカル刃は粉の形状が多角形で不均一なため、水の流れが不規則になりやすく、豆の風味を多面的に引き出すことができます。これは、特にフレンチプレスやドリップコーヒーのような抽出方法で、豊かなボディ感と複雑な味わいを生み出すのに寄与します。

 

コニカル刃に適している抽出方法

コニカル刃は、その多角形の形状が抽出時に豊かなボディ感と複雑な味わいを生み出すため、フレンチプレスやドリップコーヒー、エアロプレスなどの抽出方法に適しています。
これらの方法では、豆の風味を多面的に引き出すことができるため、コニカル刃が有効です

 

 

そして、 フラット タイプ

コーヒーミル, グラインダー

ポジティブな面

フラット刃は、2枚の平らな刃が向かい合ってコーヒー豆を挽く構造を持っています。
この方式は、粉の粒度が非常に均一になりやすく、微粉が少なくなるため、クリーンで一貫した味の抽出が可能です。
特にエスプレッソのような細かい挽きに適しており、抽出時のフレーバーのバランスが取りやすいです。

 

ネガティブな面

フラット刃は、その構造上、豆を挽く際に発生する熱が多くなる傾向があります。
これにより、コーヒー豆のデリケートなアロマやフレーバーが損なわれる可能性があります。
また、刃の摩耗も比較的早く、定期的なメンテナンスが必要です。

 

有名メーカー

フラット刃を採用している有名なグラインダーメーカーには、MahlkonigのEK43、Nuova SimonelliのMythos One、DittingのPeakなどがあります。これらのブランドは、特に業務用市場で高い評価を受けています。

 

粉の形状と抽出への影響

フラット刃は粉の形状がフレーク状(長い四角)で均一なため、エスプレッソマシンのポルタフィルターに均等に分布しやすく、抽出時の水の流れが均一になります。これにより、味のバランスが取りやすく、クリーンな味わいが得られます。

 

フラット刃に適している抽出方法

フラット刃は、その均一な粉の形状から、エスプレッソやターキッシュコーヒーのような細かい挽きが求められる抽出方法に最適です。これらの方法では、粉の均一性が抽出の品質を大きく左右するため、フラット刃が好まれます。

 

 

フラット刃とコニカル刃の
抽出差について

 

 
プロペラタイプ・コニカルタイプ・フラットタイプの3種類の特徴がありますが、オススメしたいのはコニカルかフラットのどちらかになってきます。

 

フラットはエスプレッソ。
コニカルはそれ以外で使われることが多いのですが・・・

 

なぜなのか?
また、コニカルはエスプレッソに使えないの?

 

という疑問もありますよね。

 

そこで、コーヒーの抽出で大切なことをお話します。

 

 

コーヒーミルで大切なのは均一に挽けること。
均一にコーヒー豆を粉にできた時に、フラットとコニカルでは粉の形状が異なります。

 

フラットは、長い四角
コニカルは、多角形

 

ここに抽出における差が出ます。

 

お湯がコーヒーに染み込む際、粉の角から浸透していきます。
つまりコニカルの方が抽出効率が高いということです。(Over)
逆にフラットの方が角が少なく面が多いので抽出効率は低くなります。(Under)

エスプレッソの場合は、ポルタフィルターに詰め込みますので、均一に入れられる方が良いわけです。

その場合は、フラットの方が形が揃っているので均等にたくさん詰め込めます。(Over)
コニカルは不揃いな多角形なのでフラットよりも量が増してしまい、お湯の通り道が出来やすいです。(Under)

*Overは抽出過多・Underは未抽出

 

 

コニカルの方がOverだったのに逆になっちゃうという不思議。

 

 

コーヒーの抽出では、他にもお湯の温度や投入速度(または回数)・時間等でコーヒー抽出のOverとUnderは調整できるので、どちらが良いとは言いきれません。

 

抽出については、調整の記事を読んでみて下さい。

 

コーヒーの調整【グラインド】

コーヒーの調整【温度】

コーヒーの調整【時間】

 

 

chouette 情報

 

 

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代表の高山がNHKの番組でコメントした様子です。

【MEDIA

 

 

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・低温焙煎イノベーター
・シュエット トレファクチュール ラボラトワール 代表

 

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Concept

 

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