2024
09/08
ペーパーフィルターを使う意味
Contents
ペーパーフィルターをなぜ使う?
ほとんどの方がコーヒーを抽出するのにペーパーフィルターを使ったことがありますよね。
私もそうです。
ただ、以前まではあまり好きではありませんでした。
なぜかというと、きれいに濾せてしまうのでクリーンな味わいになるし、家庭でもできる手軽さから『お店で提供すべきではない。』という結論に達しました。
その時のブログはこちら
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https://torrefacteur-lab.tokyo/wp/ja/5465
今回は、その逆です。
「またペーパーフィルター使い始めたよ。」というお話。
ころころ変えるなよ💢
こだわりのないやつだな😤
と言われそうですが・・・
なぜまたペーパーフィルターを使い出したかというお話をしていきます。
ペーパーの役割を単純なフィルターとしないことで新しい良い部分があったからです。
(いつも抽出方法は開店当初から試行錯誤して、その時一番良い方法で提供しています。)
コーヒーにおける
ペーパーフィルターとは?
「コーヒーにおけるペーパーフィルターの役割とは?」と、AIに聞いてみました。
AI:コーヒーにおけるペーパーフィルターの役割は多岐にわたり、コーヒーの味わいや抽出プロセスに大きな影響を与えます。以下にその主要な役割を詳しく説明します。
・ペーパーフィルターの最も基本的な役割は、コーヒー抽出液とコーヒー粉を分離することです。これにより、口の中でざらつく細かい粉が混ざることなく、滑らかな飲み心地のコーヒーを楽しむことができます。
・ペーパーフィルターの細かい繊維は、コーヒーオイル(コーヒーの持つ油分)や雑味を適度に濾過します。これにより、すっきりとした味わいのコーヒーを抽出することができます。
・ペーパーフィルターは、コーヒーの様々な成分を選択的に濾過する役割も果たします。これにより、特定の風味プロファイルを持つコーヒーを作り出すことができます。
・ペーパーフィルターをドリッパーに密着させることで、お湯の流れや落ち方を均一にし、抽出効率を上げる役割があります。これにより、コーヒー粉全体から均等に成分を抽出することができます。
・ペーパーフィルターの目の細かさは、お湯の通過速度に影響を与えます。これにより、抽出時間を調整し、理想的な味わいを追求することができます。
・ペーパーフィルターを使用前にお湯で濡らすことで、紙の臭いを取り除く効果があります。これにより、コーヒー本来の香りを楽しむことができます。
・フィルターを濡らす際に使用するお湯は、ドリッパーや抽出器具を温める役割も果たします。これにより、抽出時の温度低下を防ぎ、安定した抽出を行うことができます。ペーパーフィルターは、単にコーヒー粉を濾過するだけでなく、コーヒーの味わい、香り、そして抽出プロセス全体に大きな影響を与える重要な役割を果たしています。適切なペーパーフィルターの選択と使用方法は、理想的なコーヒーを淹れるための重要な要素の一つと言えるでしょう。
以上です。
コーヒー粉を濾過し、微粉やオイルを吸着します。
抽出時間のコントロールができるので、味わいを作りやすいということもメリットです。
微粉やオイルを取り除き、クリーンでスペシャルティコーヒーの美味しさを味わえるということですね。
この、なんでもクリーンにしてしまうところが好きではなかったんですよね。
それは今でも変わりません。
注目すべきペーパーフィルターの役割
私がペーパーフィルターを再度使い出した理由は、
・成分を選択的に濾過する
・抽出効率を上げる役割
この2つが大きいです。
特に抽出効率を上げるという部分で、ドリップコーヒーだけでなく、エスプレッソにも優位に働きます。
それと、今まで嫌っていた理由の一つに「ペーパーを使うと良くも悪くも漉されることで、面白みにかけてしまう。」印象があったこと。
あなたにもないですか?
「スペシャルティコーヒーのお店は増えたし、美味しいお店は増えたけど、どこも似たような感じの味だな?」と感じたこと。
ご来店されるお客様にも同じように感じている方多いんですよね。
ペーパーだけが要因ではないですけど、お店にご来店されるお客様には他のお店で感じることができないコーヒーの美味しさを感じて欲しいんです。
ハンドドリップやエスプレッソの大会(最近焙煎の大会への参加が少ない😢)で意見交換させてもらいながら、日々勉強させて頂いています。
その中で、ペーパーフィルターの可能性を多く耳にします。
コーヒーの粉を漉す役割はもちろんですが、抽出の調整の役割に一役買ってくれるんですよね。
今までは、ペーパーによって取り除かれる部分にばかり考えがいっていましたが、ペーパーによって引き出される部分も大きいということです。
ペーパーフィルターによって改善されたポイント
なんといっても、コーヒーのキャラクターを捉えやすいクリアなテイストを作り出せること。
そして、より多くのコーヒー成分を抽出できたことです。
もちろん、抽出のやり方にポイントはあります。
これからもブログは更新されますが、以前にハンドドリップの大会に出場した時のものを一つの参考にしてみてください。
余談ですが・・・
ワインやオリーブオイルとかでもノンフィルターのものあるじゃないですか。
私はノンフィルター好きなんですよね。
だから、ペーパードリップが好きになれなかったのかな?
ワインとかであれば、濾過
コーヒーであれば、抽出
なので、本質的には別物なんですけどね・・・。
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・低温焙煎イノベーター
・シュエット トレファクチュール ラボラトワール 代表
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